子癇前症になってしまったら
子癇前症は早期の発見がとても重要な症状です。妊娠中の定期健診は必ず受けるようにしましょう。特に、高年で初産の場合は注意が必要です。
子癇前症の原因は、全身の毛細血管の痙攣(けいれん)です。子癇前症は妊娠後期や分娩のときや出産後数日たってから起こります。ママが突然ひきつけや痙攣を起こし、ママもあかちゃんも命の危険にさらされるというとても注意が必要で心配な症状です。
他にも、腰痛やおう吐、頭痛、視野がかすむ、などの症状がありますので、もしや・・・と思ったらすぐにかかりつけの産院へ行きましょう。
この症状が怖いもうひとつの理由は、病気が進行していてもこれといった症状が全くなく、ママ自身が健康だと思っているケースが多いからです。妊娠したママの10人に一人が子癇前症になっているのですが、本人は気づいていません。このことを考えると、決して油断はできない症状なのです。
子癇前症は定期検診で行なわれる血液検査と尿の検査、血圧の測定で発見されます。ですから、必ず検診には定期的に行くようにしましょう。
<なぜ、子癇前症になるの?>
?@遺伝的素質:ある程度までは遺伝であると考えられていて、実ははっきりしたことはまだ分かっていません。また、妊娠でも初めてのときに一番かかりやすいことが分かっています。妊娠5ヶ月までに胎盤が子宮壁にどれだけ着床してあかちゃんへの血液の供給ができるかにかかっています。
子癇になると、早期早産になる可能性が高くなります。
?A免疫システムの不全:栄養の不足した食事によって、肝臓が病気になると血液中の蛋白濃度が低くなり浮腫が起こると考えられています。
?B不健康:健康的な食生活、健全な毎日の生活が大切です。
?C薬物使用:長期にわたる薬物の使用は、体に深刻な問題を引き起こします。今、症状が出ていなくても将来必ずどこかに支障が来ることは間違いありません。
ただちにやめることが一番です。
<子癇前症の発症を予防するには・・・>
?@健全な食事を摂る:精製食品は避けましょう。たんぱく質、カルシウム、ビタミンB6、マグネシウム、カリウム、天然のサリチル酸塩が豊富に含まれる食品を多く摂るようにしましょう。また、サバやニシン、鮭などの脂肪がたっぷりのった魚はとても栄養価が高いので、妊娠しているママにはおすすめの食品です。
?A充分な運動をする:ずっとじっとしたままではよくないので、胎盤へ正常に血液が循環するように適度な運動をしましょう。
?Bゆっくり休む:しっかりと睡眠をとって、寝不足にならないようにしましょう。また、疲れを感じたときは休息時間も充分とりましょう。